SATとは?慶應義塾大学や上智大学(国際教養学部のみ)、一部の国公立大学の帰国生入試を受ける際に「統一試験」のスコア提出が必要となる場合があります。その統一試験の1つとしてもっともメージャーなSAT(米カレッジボード主催)が、従来までの紙ベースの試験からコンピューターベース(Digital SAT)へと切り替わることになりました。Digital SATの概要SATは2024年以降にアメリカで完全にデジタル化される予定ですが、先行してアメリカ国外のSATがデジタル化されました。大きな特徴は「Adaptive」と呼ばれる受験者によって問題が異なる試験形式です。英語・数学とも各2モジュール(セット)ずつ実施され、1モジュール目の正誤が2モジュール目の問題に反映されます。また、1モジュール目も受験者によって問題が異なることもあるようです。受験方法デジタルSATは「Bluebook」というアプリを使用して実施されます。試験当日は受験用のコードを入力すると他の画面に移ることができないようにPCが完全にロックされます。ただし、文章をハイライトしたり、メモを残したり、画面上でグラフ演算や計算機が使えるなど、かなり多機能です(文字の大きさはシステムの環境設定に依存します)。なお、会場によって自分のデバイスが使えるかどうかが異なるため会場の指示に従ってください。詳細情報詳しい情報はカレッジボードが配布している資料(PDF)やWebサイトをご覧ください。